ドキュメントを書く
最近ポール・グレアムのエッセイ(和訳 😭)を読み漁っている。転職してよりスモールビジネスに近いところで働くようになり、次のアイデアを探すために起業家マインドをインストールするのが目的。
ポール的書くことについて
まとめて抜粋するとこのような内容。
- エッセイはためになるものを書くべき
- ためになるものとは重要性+新しさ+正しさ+強度が必要
- ためにならないものを書いてしまったら捨てなさい
- いいアイデアを持つには話し手より書き手になれ
- 話し手になろうとすると話すこと、聞き手を魅了することに時間を割かなければならない
- 書き手であればその分の時間をアイデアを洗練させることに使える
自分どうなの話
確かに思い返すと、サイバー時代のパイセンはブログを書いていた。 多分色んな理由で書いていたと思うけど、僕は今の今まで全く続けることができなかった。このブログもまあまあ更新頻度低いし怪しい。 しかし、別にブログに書かなくともよい。ポールによると、公開しなくてもアイデアを練ることにつながるし、よりよい文章を書ける練習になる。 そこで notion である。 使い始めて 1 年未満だが、notion でメモをする事によって今までやりたいと思っていたことを進捗させることができるようになり、物事に対する理解が深まった。(進研ゼミみたいだな)
使い方は大したことなく、
- 気になる記事があったらコピペして箇条書き
- 記事ごといつか見返しそうだったら extensions でクリップ
- インターネット上の記事はいつか消えてしまうので重要!
- 散らかってきたらディレクトリ構成含めて整理
という程度である。 しかしこれが何に役に立つかというと、
- ある物事に対して常にアンテナを立てることができる
- 特定のアイデアに対して長期的に取り組み、洗練することができる
- 長期的に取り組むことができれば、相手(未来の自分)に対して読みやすく理解しやすい文章を書く練習になる
なので notion を使い始めて人生進捗し出したというのは言い過ぎではないと思っているし、実際短い期間で新しい組織やビジネススタイルに対してアジャストすることができている。
WFH って本当に「書くスキル」重要だよね
Work From Home メインになって約 1 年、重要性を痛感しているのは「書くスキル」(実際 WFH メインになる前でもそのスキルが重要であることは変わらないのだけど)。 ほとんどの人が急に WFH になって仕事を進捗させることを難しく感じているのではないかと思っている。 コロナ禍で出社が不要になり、その分可処分時間が増えたのと、Zoom などオンライン会議ツールが発達したため短い時間でもミーティングができるようになってしまった。 推察が、今まで Face-to-Face で行っていたコミュニケーションが難易度が上がった上に頻度が上がることになったのではないかと。 更にチャットツールもあり、「書くスキル」が一定レベルないと本当にさがついてしまう時代が急に来た。
実際ダラダラとスピード感のないチャットをしてしまう例を散見する。
- どういう情報をどのような形で伝えれば、相手がかんたんに自分の欲しい答えを打ち返せるか
- そしてその物事はどの程度の優先度か
- 背景はなにか、達成したいことはなにか
これらの重要な情報を的確に伝えられている人はなかなかいない(自戒も含む)。
じゃあどうすればいいんだっけ
- まずドキュメンテーションの重要性を知る・知ってもらう
- たくさん書く
くらいしか考えられてないので、参考になりそうな情報を置いておく。
- ゼロトピック - Zero Topic #23 2 週間の Work From Home(WFH)からの学びと解決したい課題
- ゼロトピック - Zero Topic #62 ドキュメントシステムを整える
あとは「情報 オープン」とか「ドキュメントシステム」とかで Google してもらえれば色々参考になる記事がある。